家康ブログ

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親が子を殺害するという悲しき事件

農林水産省の事務次官が長男を殺害した事件の判決で、東京地方裁判所の裁判長は、「『長男に殺されるという恐怖心から刺した』とする被告の供述は信用性に乏しく、ほぼ一方的に攻撃を加えたと認められ、強固な殺意に基づく危険な犯行だ。主治医や警察に相談できたのに相談することなく、同居からわずか1週間で殺害を決意して実行した経緯には短絡的な面がある」として懲役6年を言い渡しました。(検察側は懲役8年を求刑、弁護側は執行猶予の付いた判決を求めていた)

 

執行猶予 | よくわかる裁判員制度の基本用語 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

 

その一方で「被告が長年、長男と別居しながらも月に1回程度、主治医に状況を伝え、長男に薬を届け、たまったゴミを片付けるなど安定した関係を築く努力をしてきた。同居を始めた翌日に初めて長男から暴行を受けて恐怖を感じ、対応に不安を感じる状況になったという事情が背景にあることは否定できず、この点はそれなりに考慮すべきだ。」とし、そのうえで、

 

「子を殺害した同じような事件の中では執行猶予を付けるべきではないが、重い実刑にすべきとはいえない」とし、軽くても10年と言われている殺人罪の刑で、異例の懲役6年とした判決には酌量の余地が認められたケースだと思う。

 

酌量の余地 | よくわかる裁判員制度の基本用語 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

 

この事件は元農林水産省の事務次官である熊澤英昭被告(76)が今年6月、東京・練馬区の自宅で、無職の長男の英一郎さん(44)を包丁で刺して殺害した事件である。

 

事件の推移

 

・2019年5月26日、それまで一人暮らしをしていた長男が自宅に戻り、両親との3人暮らしが始まる。

 

・その直後から長男による激しい家庭内暴力があり、両親はおびえて暮らすようになる。(長男はネットゲーム等をして引きこもり状態、中学時代に激しいイジメにあっている)

 

・2019年6月1日、近所の小学校の運動会の声がうるさいと腹を立てて父親と口論になる。

 

・数日前の2019年5月28日に、川崎市で引きこもり状態の中年男性が小学校のスクールバスを待つ児童と父母を無差別に殺傷する事件が起きており、父親は「息子も周りに危害を加えるかもしれないと」不安に思い、刃物で長男を殺害した。

 

・長男は十数か所刺されており、強い殺意があると疑われた。

 


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「取り返しのつかないことをしてしまい、いまは息子の冥福を祈るしかない」と涙ながらに語った熊澤被告。

 

報道では「暴力」とだけ表現されてしまいますが実際にあった内容を調べると、とても心が痛む内容です。

 

 

どんな理由であれ殺人を犯すことは当然許されることではありませんが・・・

 

 

我が子の誕生を誰よりも喜んだ親が、最後は憎しみを持って我が子を殺さなければいけなかった状況になってしまったのには相当な覚悟と理由が隠されていると察します。

 

自分がもし熊澤被告と同じ状況だったら?解決出来ただろうか?

 

 

いや・・・

 

 

同じ道を辿ったかもしれない・・・

 

 

こういう事件が起きる度に思います。

 

 

最初から「無」であったらよかったのに・・・

 

 

神は私の許可なく勝手に創造しやがって・・・と。